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インタビュー

【前編】クリエイティビティと実用性を兼ね備えた「ZETA DIVISION JCB カード W」が誕生

【前編】クリエイティビティと実用性を兼ね備えた「ZETA DIVISION JCB カード W」が誕生

株式会社ジェーシービー (以下:JCB)から2023年12月13日、日本発のゲーミングライフスタイルブランド「ZETA DIVISION」とコラボレーションしたカード「ZETA DIVISION JCB カード W」がデビューしました。ファン必見のカードは誕生して瞬く間に人気が高まっています。

そこで今回は、この特別なカードを実現させるために尽力したJCBの塙さん、井原さん、梶谷さんと、eスポーツの総合商社でありゲーミングライフスタイルカンパニーであるGLOE株式会社(以下:GLOE)のJCB担当で本案件をサポートした小林さんにその誕生秘話や裏話を伺いました。前編では協賛に関するお話を、後編では「ZETA DIVISION JCB カード W」についてご紹介します。

2022年から始まったeスポーツとのフレッシュで熱い縁


――まずJCBとGLOEという異なる業種である両社の出会いについて教えてください。

JCB・塙さん:2022年4月より成年年齢が18歳に引き下げられると共に、18歳以上の方が親権者同意なしにクレジットカードを申し込めるようになりました。その状況をふまえ、JCBは、若い世代、特にZ世代にJCBという会社、ブランドをもっと広く知っていただける各種施策を検討していました。そんな折、渋谷区独自のデジタル地域通貨「ハチペイ」のプロジェクトでご一緒していた株式会社カヤックより、Z世代と親和性のあるeスポーツ業界に精通したGLOEをご紹介いただいたのがご縁の始まりです。なぜeスポーツなのかという理由は、JCBでZ世代のライフスタイルを調査・研究したところ、eスポーツファンの多くを占めるZ世代にはゲームが生活の一部であり、娯楽という枠を超えた存在となっていることにあります。なかでもZ世代に特に人気の高い『VALORANT』というシューティング・ゲームで高い実績を持つeスポーツチームであり、ゲーミングライフスタイルブランドであるZETA DIVISIONについて、GLOEからお話を伺いご紹介いただいたことが、2022年から協賛させていただくきっかけとなりました。

GLOE・小林さん:ZETA DIVISIONは2022年に行われたVALORANTの世界大会で3位に輝くという快挙を成し遂げたことで、ゲーム大会としては珍しく地上波でも流れ、Twitter(現:X)でもトレンドキーワード1位にもなりました。その活躍もさることながら、ZETA DIVISIONのクリエイティビティの高さや世界観、また日本発信の世界に届くブランドであるという面がJCBと通じるものがあると感じ、ご紹介させていただいた次第です。

JCB・塙さん:そうですね、ZETA DIVISIONの実績やZ世代に非常に人気が高いチームという側面ももちろん協賛させていただいた理由です。しかし何よりも、ZETA DIVISIONが掲げている理念がJCBの理念と合致し、共感できたことが大きかったですね。JCBは、まだクレジットカードが今ほど広がってない時代に、他のカード会社が国際カードブランドと提携するなか、独自の海外展開を決断し、海外展開を進めました。ほかの国際カードブランドは主に米国で生まれましたが、JCBは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドです。そんなバックグラウンドをもつJCBとしては、ZETA DIVISIONの、既存の概念や文化に捉われない新たなスタイルや価値観を発信し、日本発信で世界へと羽ばたくブランドという理念に大変共感しました。

協賛ローンチ動画からグッズ先行販売まであらゆる施策がヒット!

――2022年から始まったZETA DIVISIONとのパートナーシップですが、どのような取り組みをされていますか?

JCB・塙さん:最初の施策としては、協賛発表のローンチ動画をつくっていただきました。ZETA DIVISONはZ世代のハートを鷲掴みにする、クリエイティビティに溢れたコンテンツを制作することを得意としていると捉えています。動画は全部で4部作となるのですが、一度に「JCBが協賛!」と出すのではなく、初回から3回目までは選手の買い物シーンのなかに、JCBのブランドカラーであるブルー・レッド・グリーンという色を巧みにちりばめながら匂わせ、最終回で一挙にドーンと発表するというストーリー性のある演出でした。この動画は非常にインパクトが大きく、沢山の反響を頂きました。また、ZETA DIVISIONはゲーミングライフスタイルブランドという強みを生かし、生活に根づいたアパレルやグッズを取り扱っているので、JCB会員様向けにそのグッズの先行販売をしたり、ファンミーティングのイベントに冠協賛させていただいたりなど、多岐にわたったプロジェクトをご一緒しています。

GLOE・小林さん:ZETA DIVISIONがつくるグッズは、販売すると同時に完売してしまうほどの人気ぶりです。JCB会員様限定の先行販売キャンペーンなども度々開催しているので、会員様にとっては先行販売と一般販売という2回のチャンスを得ることができるという点で、特別な価値をご提供できるのではないかと思います。

JCBの新たな扉を開いたZETA DIVISIONとのコラボレーション

――パートナーシップを結んでから1年以上経ちますが、その効果や影響を感じることはありますか?

JCB・塙さん:eスポーツ市場とZETA DIVISIONの人気は年々右肩上がりで、ファンの方もどんどん増えています。そんななかJCBが18歳~39歳までの方に「お客様の声」としてアンケートを取った際、9割以上のお客様がZETA DIVISIONへの協賛に好感を持っているという結果で、かなり高評価でした。

GLOE・小林さん:GLOEはeスポーツの総合商社として、多くのeスポーツチームをさまざまな企業にご紹介したり、イベントを開催したりするなど、eスポーツという分野を広く知ってもらうべく、多くのプロジェクトに長年携わってきたのですが、そのなかでも記憶に残る印象的なエピソードがあります。JCBが協賛を開始するというローンチ動画を投稿した際に、ファンの反応がとてもポジティブで、彼らが非常に喜んでいる様子をSNSなどで沢山拝見しました。なかでもeスポーツはまだまだニッチな分野である中、JCBという日本でも有数の大手企業がその価値をしっかりと理解し、応援してくれたというコメントは大変印象的でした。また手前味噌で恐縮なのですが、GLOEは社員全員がゲーム好きということもあり、eスポーツ・コミュニティへの理解度が非常に高いところが最大の強みです。今回JCBとZETA DIVISIONの取り組みを通して、eスポーツの具体的な魅力や熱量にJCBの方々が共感してくださったこと、そしてこの縁に関わらせていただけたことを嬉しく感じています。

JCB・塙さん:それは私たちも同様で、お客様のなかにはJCBは老舗の企業という印象を持たれている方も多いのですが、先進的で新しいeスポーツのなかでも、ファッション性やクリエイティビティの高さにも定評のあるZETA DIVISIONとタッグを組むことにより、JCBのブランドイメージをより良いもの、先進的なイメージに高められたのではと感じています。まさに相乗効果ですね。

相互理解をとことんまでしたことでWin-Winな関係を実現

――逆に苦労されたこと、また努力されたことなどはありますか?

JCB・塙さん:そうですね。eスポーツという新たな分野とのパートナーシップは前例がなかったので、最初は「JCB × eスポーツでどんなことができるの?」とイメージしづらかったこともあると思います。そのため、実際にeスポーツの会場へ足を運ばせていただいたり、どんなお客様がいるのか、どんな打ち出し方や施策を実行すればeスポーツファンのJCBカード会員様に喜んでいただけるのかなど調査したり、色々と理解を深める努力をしました。チーム一丸となって取り組み、相互理解を深めたり、コミュニケーションを密にとったりしたことが苦労と言いますか、努力したことですかね。「新しいことに挑戦しよう」というJCBの文化があるので、eスポーツへの理解が深まり「じゃあやってみよう!」となりました。全くの異業種ということもあり、どちらかの意向に傾き過ぎてしまうとZETA DIVISIONのファンのみなさまにもJCBの会員様にもご満足いただけません。そのバランスを調整するには、相互理解が必要不可欠です。そのために社内外で協議を重ねて、どうすればファンのみなさまに楽しんでもらえるか、お客様に喜んでもらえるかといった戦略や取り組みをこれでもかというほど話し合いました。こうした努力が今、グッズの先行販売やチケットJCBの仕組みを使ったイベント開催といったプロジェクトに繋がっています。そんな紆余曲折がありながらも、両者がWin-Winになるような関係を目指すことにより、今回のコラボレーションカードをつくるというところに辿り着けたのかなと思います。

 

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